5月30日31日と広島市内のホテルにて、広島県主催の「分断を深める世界と経済人の役割、平和・サステナビルティ・テクノロジーの未来と題して『ひろしま国際平和&ビジネスフォーラム』が開催されました。
30日初日の開会式と基調講演、また全体セッションに出席させて頂きました。
開会式では、主催者の湯崎広島県知事から被爆・終戦80年の節目となる本年、広島で国内外の政界や経済界、また大学教育界など世界から多くの有識者が集い『2025ひろしま国際平和&ビジネスフォーラム』で平和と経済について活発な意見がディスカッションされる意義が示されました。
また戦争・紛争や気候変動、感染症パンデミック、経済格差、食料問題など地球規模の山積する課題を解決する為に、経済活動が平和にもたらす影響と平和が経済の基盤であり、具体的な行動につなげていく為にフォーラムの目標となる『2025ひろしま宣言』が知事から提案され、採択されました。
哲学者のボン大学教授の基調講演や元駐日米国大使もパネリストとして参加されたセッションでは、戦争の武器を作る経済活動があり、逆に平和な世界を築く経済活動もあり、平和を基盤とする経済活動が活発になる事が核兵器や戦争の無い平和な世界をつくる上で重要な役割があるという有識者の意見を伺い大変共感しました。



