活動報告

視察

旧広島陸軍被服支廠を視察

2020年7月29日、世界最大級の被爆建物として現存する『旧広島陸軍被服支廠』を公明党の矢倉克夫青年委員長と山本博司両参議院議員、そして広島県議会議員や広島市議会と共に視察しました。

被服支廠は戦時中、軍服や軍靴を製造していた軍需工場で、爆心地から2.7kmに位置し、軍都広島の象徴です。また原爆投下直後は、被爆者の臨時救護所として使用され、その被服支廠の現存する天井や壁は、当時の犠牲者となった被爆者が最後に見た光景です。

全4棟の内、国が1棟、県が3棟所有しますが、県の方針は2棟解体、1棟外観保存とする安全対策原案を打ち出しており、特に国の財政的支援をこの日、両参議院議員に要望しました。

広島が平和都市として核廃絶に向け世界に平和発信をする上で、原爆の惨禍を伝えていく被爆建物として全棟保存の重要性を公明党は強く訴えており、私も2020年2月定例議会で代表質問の中で全棟保存と平和利活用の質問をしております。
今後も県に対し全棟保存に向けた検討と国の財政支援を引き続き訴えてまいります。

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